海外に引っ越した友達が「ブログを始めたいんだけど、何が良い?」と facebook にポストしていた。「Bloggerでしょ! 」と、反射的に答えたのを切っ掛けに、久しぶりに自分のブログを開けてみたんだけど最後のエントリーからなんと2年半。そもそも DJ AKi の REAL LiFE of DJ AKi をデザインするためにいろいろと試したくて始めたブログだったから、もう役目は終わっているのだけれど、暇を見て再開してみようかなぁ、と。そういえば、この2年半の間に VELOCITY の Deep Concentration も Blogger になってるね。
最近は日本でも facebook に押され気味の Google だけど、やっぱり Blogger は Blog の元祖だし、Gmail アカウントを持っていれば始められる手軽さと YouTube や Picasa との連携も良いのは当然。これに Google+ がどう絡んでくるのか興味もある。新しくなったテンプレートも悪くなさそうだし、ファビコンなんかも画像を選ぶだけで設定出来るようになってたりして、少し使いやすくなったのかな? 早速ファビコンを 9B のロゴマークにして気分も新たにブログ再開 !?
06S RECORDS が以前取り上げた i think music を使って mp3 ストアを開始した。DJ AKi とコンビを組んで10年になる TAKEO 、MC の YUUKi の3人による ES9 の 12inch シングルが3枚、計6曲がダウンロード出来るようになっている。音源的には古いけれど、レコードのみ発売され、CDのリリースがなかったため、タイミング良くレコードを手に入れた人にしか手に入れられなかった事が解消されたのがなにより。DJ AKi のファンには聴き覚えのある曲が多いはず。まだ発売されてないけれど DJ AKi + TAKEO "The Way I Feel" などの新曲もリリースされて行く予定だ。またデジタルリリースだけに実験的な新たな活動も考えられるかもしれない。今後に期待したい。
当時、巨大なビジネスになっていた音楽産業に対して、アンチテーゼを掲げるべくカテゴライズされていたオルタネイティブ・ロックと呼ばれていたジャンルがあった。(そのカテゴライズ自体もビジネス的だったのだけれど)NIRVANA がその代表的なバンドで、プールの中で裸の幼児が紙幣で釣られる(溺れる?)写真で表現された"NEVERMIND" のジャケットは痛烈な社会批判のメッセージだった。 "INTO THE WILD" の主人公の行動は、そんな時代に静かでストイックな方法で抵抗を示したように思う。映画を見終わって新宿の町に出た時に感じた違和感のような得体の知れない感覚、その大きさにしばし目眩がした。たった一度、見ただけで強いインパクトを与えてくれたこの作品、いつか DVD でもう一度、観る時が来るように思う。